遺族年金

遺族年金は、国民年金や厚生年金に加入している人が亡くなった場合に、遺族に支払われるものです。支払われる金額は、遺族の年齢や家族構成によって変わります。

 

遺族年金には、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2種類があります。遺族基礎年金は、国民年金制度の遺族年金で、国民年金を支払っていれば、誰でも受け取る資格があります。
遺族厚生年金は、厚生年金に加入している人の配偶者等が受けられる遺族年金で、厚生年金に加入できない自営業の方には受給資格がありません。

 

遺族基礎年金が支払われる条件には、国民年金の被保険者が死亡、被保険者であった人で日本国内に住んでいる60歳~64歳までの人が死亡、老齢基礎年金の受給権者、または受給資格期間を満たした人が死亡の場合があります。支給される金額は、2015年4月以降、年間780,100円に、子供の加算額を加えたものとなっています。
遺族厚生年金とは、厚生年金に加入していた被保険者が死亡した場合に、その遺族に支払われる遺族年金のことです。遺族厚生年金を受けられる遺族にも条件があります。また支給される金額の計算方法も複雑です。

 

中高齢寡婦加算は、40歳以上の子のない(また子供が18歳以上の)妻に、遺族厚生年金に加えて支給されるものです。これは、遺族となった妻の遺族基礎年金と、妻自身の基礎年金の間を埋めるために支給されるものです。

 

厚生労働省の厚生年金保険の概況によると、平成26年の厚生年金の平均受給月額は、77,556円となっています。これは年額で930,672円で、この金額の3/4が遺族厚生年金額です。ただし、厚生年金の加入月数が少なかったり、掛け金が違えば、それだけ受給できる金額も変わってきます。

 

遺族への年金がどの程度のものかを知り、遺族年金で足りない分を補うように保険に入ると、保険の保障を無駄なく確保できます。遺族年金制度について知っておくことは、いざという時の備えになります。無料保険相談を利用してFPさんに相談し、遺族保障を考えておくといいでしょう。